石田衣良
『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞を受賞。
11月28日の「笑っていいとも!」に石田衣良がゲスト出演。
そこで、石田衣良が小説を執筆している最中にどういう状態になるか
を語っていた。
石田衣良は小説を書いているとき、同時に読者として、どっぷりと自分が書いている小説の世界に入り込むらしい。
どのくらい入り込むかというと、喫茶店などで小説を書いているときに、自分の小説を読みながら笑ったり泣いたりしている。
その光景があまりにも異様で、周りの席に他の客が寄り付かなくなるほどだそうだ。
それだけ小説を書くことも読むことも大好きなのだ。
これならば、執筆者の視点で客観的に書くこともできるし、読者の視点で面白いと感じるものを書くこともできる。
つまり、自己満足な書き方で読み手のことを考えていない小説になってしまったり、ストーリー自体はよくできているが、読んでいても心を動かされない小説にはならないということだろう。
他にも、どうやっておもしろいストーリーを考えるのか、という質問に対して、
「普段から面白いものを見つけて、拾って歩いている」と語っていた。
例えとしてタモリさんを取り上げていたが、タモリさんを見ておもしろいな、と思ったら、そこからストーリーを創り上げてしまうらしい。
タモリさんが誘拐犯だったらどうなるか、など。
何気ない日常の中でも常に面白いものを見つけ出して、それを物語りに変えてしまうという作業を常にしている。
ということは、普通の人が漠然と過ごしている間に、石田衣良はいくつもの人物設定や物語を創り出している。
野球で言えば、普通の人が1日に1回しか素振りをしていないのに、石田衣良は1000回素振りをしている。
作家としての能力の差が付くのは当然ではないだろうか。
石田衣良は、とにかく小説を読むことと、書くという作業自体が楽しくてしょうがないようだ。
そして、面白いと感じたものに敏感に反応する能力と、その面白いと感じたものに深く感情移入できる能力を持っているようだ。
なかなかそのようになるのは難しいかもしれないが、訓練次第で近づくことはできるのではないか。
と、ちょっとは希望を持ってないとやってられないっす・・
石田衣良の作品集
トップページに戻る
◆スポンサードリンク◆



