そんな0系の最後に全力を注ぐ熱い男2人に「ミヤネ屋」が密着していた。
0系
1人目は、井上寛康。
広島大学鉄道研究会の会長を務める彼は「撮り鉄」。
鉄道をカメラに収めることに情熱をかける。
井上は0系についてこう語っていた。
「0系は独特のオーラを放っているんです。まるで人のような温かさがあります。」
井上は0系最後の姿を写真に収めようと燃えている。
高速で走り抜ける新幹線を撮るためのシャッターチャンスは
0.01秒の争いになる。
先輩から教えたもらったベストスポットで新幹線を撮る練習を繰り返すが、なかなかうまくいかなかった。
そして当日。チャンスは3回しかない。
1回目。0系の「顔」に障害物が被っている。失敗。
2回目も失敗。
そして3回目。
井上の必至でシャッターを押す姿が映し出される。
そして井上の笑顔。なんとか納得いく写真が撮れたようだ。
スタジオのコメンテーター達も一緒になって喜んでいた。
2人目は、早川さん。
普段は新聞配達員のおじさん。
しかし、鉄道のこととなるとまるで少年のような表情になる。
早川さんは「葬式鉄」。
引退する電車に乗ることに全てをかける。
0系引退日の乗車券を取るのはかなり難しいことだったのだが、
早川さんはその乗車券を手に入れる。
0系最後の日の乗車に備えて、髪を切りに行く早川さん。
そこまで0系にこだわる理由はなんなのか。
早川さんは「父の影響です」と語る。
2歳のとき父に連れられ、初めて0系と出会った。
それ以来、早川さんは0系と共に人生を歩んできた。
無事0系最後の乗車を終え、早川さんは0系に向かって大声で別れを告げる。
「0系の分もがんばるからねー!おつかれさまー!」
コメンテーターの崔監督はこう感想を述べた。
「彼らは0系と自分の人生を重ねている。彼らをただのマニアなどと呼ぶことはできない」
自分は鉄道には特に興味はないが、この2人を見ていたら、スポーツに人生を賭けているアスリートを見ているような感動を覚えてしまった。
人生を賭けられる何かがあるって、いいねぇ。。
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